クライスラー

クライスラーは鉄道技師が作った企業

クライスラーの創業者は、ウォルター・パーシー・クライスラーという方で、この方は、優れた技術を持っている鉄道技師でした。
彼はモーターショーを見に行って車の魅力に取りつかれ、当時勤めていたい企業を辞職、そして、自動車産業に入っていきます。

ゼネラル・モーターズの技術者となり、45歳で独立、1925年、クライスラー社を創業します。

経営を行いながらも自ら技術者という肩書を持ち、自社の車づくりに自身が持っている技術を駆使、また最新の技術をドンドン取り入れて積極的に業務を液属します。

技術力の高さについてクライスラーは当初から高い評価を得ているのですが、これも、当時、ゼネラルモーターズ、フォードよりも最新技術をどんどん取り入れ、自動車の質を向上させていこうという意欲をもっていたからこそと想像できます。

この成果は現代でも、ゼネラルモーターズ、フォードと並び、ビッグスリーと呼ばれるのを見ても、容易にわかる事です。

流線型のデザインが魅力的なエアフロー

クライスラーは、次々に魅力ある車を発表していきましたが、中でも画期的といわれたのが流線型のデザインを合わせて作った最新型のエアフローです。
このモデルが登場すると当時の自動車業界すべてが、流線型のボディデザインを取り入れるようになっていきました。

当時の車のボディは骨組みに木材が多様されていたのですが、高い技術を誇るクライスラーは、全部鋼製のボディを採用、また量産車としては当時初となった4輪油圧ブレーキシステムも採用します。

エンジンの位置を十全よりも前身配置させるなど、アンダーステア型重量配分、油圧式パワーステアリングなど、先進技術を臆することなくどんどん取り入れ成功をおさめたのです。

当時、クライスラービルは世界最高の高さを誇るものとなり、ニューヨークマンハッタンの一等地にたっていました。

経営難による小型化

世界展開と拡張路線を実行していたクライスラーですが、日本車、ドイツ車の躍進、オイルショックなどのあおりを受けて、クライスラーの業績は一気に悪化していきます。
倒産寸前となったクライスラーですが、1970年代、大きな経営改革を行い、大型車からミドルサイズへ主力の変更を行います。

これを全ラインナップで行うことで不要なコストをカットし、売上の回復に成功、この時経営難から脱却する事が出来たのです。

クライスラーの現代人気車種

クライスラーは独特の高級感を持っている車で、多くのファンを持っています。
クライスラー300s、ジープグランドチェロキーなどは日本でも高い人気を誇っています。

クライスラーの300シリーズについては登場から60年という歳月をへて今も人気が高い車です。
戦争も乗り越え、経営危機も何とか脱し、現在も魅力的な代表車種を持っているクライスラーがこの先、どのような車を作り出すのか注目です。